2007年 04月 20日
中津城 |
16,17日と教会のグループ18名程で耶馬溪、中津、日田と1泊2日の歴史探訪の旅をしました。中津市は大分県北西部、福岡県との境にある人口8万ほどの小さな地方都市です。古くから中津藩16万石の城下町で今も多くの歴史的な史跡が残されています。学者、教育者、医学者など維新後の明治日本文化のリーダー達を数多く輩出しています。代表する最も有名な人物は1万円札でもおなじみ、慶応義塾の創始者福沢諭吉です。又初代の慶応義塾・塾長浜野定四郎もそうです。江戸時代日本で初めて解剖を中津で行った医者村上玄水を初め大江雲沢、田原淳など黎明期の日本の医学をリードした医学者達を生んでいます。なぜこんな地方の小さな城下町がこれほどの知的人物を生んだのでしょうか不思議です。現在も村上玄水の子孫の方がたが医業を受け継がれ中津市で総合病院、村上記念病院として地方の医療に貢献しておられます。日本最古の歴史ある病院でしょう。そして又戦火を受けなかったのでしょうかその証しがそのまま残されています。次の写真は福沢諭吉の生まれ育った旧居です。
by andrew-katsu
| 2007-04-20 14:58
| 大分地方