2006年 12月 19日
追憶の絵(その6) |
手元に原画も残っていない絵、幸いリバーサルフイルムに残っていました。1998年に描いた絵です。
熊本県の中ほど、天草に向かって突き出た三角(みすみ)半島が有りますが、その先端に三角港があります。有明海をはさんで正面に雲仙普賢岳が間じかに望まれます。天草5橋が出来るまで天草に渡る船がこの港から出ていました。
その三角の町外れ里山に囲まれた狭い田んぼの中に、炭酸泉の湧き出る鄙びた温泉があります。此れも小さな温泉宿が1軒ひっそりと建っています。昔は土地の人だけの温泉でした。今も訪れる人も少ない温泉宿です。名前は金桁(かなけた)温泉です。この風景は温泉のある部落の風景です。追憶の絵も此れが最後になるでしょう。
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by andrew-katsu
| 2006-12-19 20:50
| 熊本地方